有担保の事業ローンについて

有担保の事業ローンというのは、借り入れの条件として借りる金額と同等の不動産などの担保を提供することです。借入金が万が一返せないという状況になった時に、その借入金を担保を使って弁済するという仕組みです。事業ローンの中での有担保のメリットは、借入額の上限が高いうえに金利が安いということです。ある程度まとまった金額を借りる場合、この金利というのは特に大切です。たとえば事業ローンの金利が年5％と、年8％の2種類のローンがある場合です。あまり大差ないように3％程度だと感じるかもしれませんが、1千万を10年で返す場合だと例えば月額の支払い金額で1万5千円もの開きが出てきてしまいます。これが年間にすると18万円ということになります。金利は安ければそのほうが良いに決まっているのです。実際に事業ローンを利用する場合には、比較ポイントとしてはとても大切な部分です。事業ローンを申し込む場合、借りることが出来るかどうかの審査があります。すでに開業している場合は直近の決算書の提出が必要となります。事業計画書や経営改善計画書などの提出が、新規の開業資金として事業ローンを申し込む場合は必要となるでしょう。短時間でノンバンク系の金融機関は借りることが出来、比較的審査も簡単というメリットもあるようです。事業ローンは、それぞれメリットとデメリットがあるので両方を踏まえて上手に使うようにしたいものです。