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多汗症の治療と手術

多量の発汗に悩まされる多汗症の治療には手術がありますが、人によっては副作用が起きることがあります。手術によって多汗症の症状が見られる部分を治療したとしても、それ以外のところからの汗が増え、全身の発汗量は変わらないということもあります。背中や胸からの汗が多くなるというケースが大半のようです。多汗症の治療を行った方の大多数が、治療を行った場所とは違う場所からの発汗が増加したという話もあります。多汗症の症状は人それぞれで、多量の発汗があり普段の生活に支障を来すような人もいれば、全くといいほど汗をかかないという方もいます。多汗症の手術の1つである効果神経節ブロック術を脇の下や手足に施すと、気胸の原因になったり、ホルネル症候群という症状が出ることがあります。ボトックス注射による多汗症治療は、永続性はありません。多汗症の治療にボトックスを使うなら、定期的に受けなければいけないのです。ボトックス注射には保険が使えず自由診療として扱われるという点も欠点といえます。保険なしで行うボトックス注射は、大体10万円前後です。緊張や上がり症など、精神面の起伏も多汗症に関係しています。多汗症の治療を受けることで精神的に安定したことが、多少のことでは汗が出なくなった要因になったという人もいるようです。